気になるショットは当然幾つもある。
いや数えられない。
ただそれ以上に、群像劇であるのに人物設計も筋立ても全く魅力的でないのだ。
タイトル負けは否めず監督の自慰行為でしかなかった。
往時の台湾…
社会的恐怖に対する全体感を見せている作品のように思う。
風でハーフの女の子の写真がふわっと動いて、像のかたちがあやふやになる様子とか、電話帳を掛けるときに風が吹いて次のページに捲れそうなのを戻す描写…
この作品も、エドワード・ヤンお得意の人物が出てきて引っ込んで出てきて引っ込んで出てきて……て感じの冒頭で混乱、さらに雰囲気暗くてセリフも少ないから眠くなった…( ; ; )けど、中盤くらいには人…
>>続きを読むいまさら初見。北野武フレーミングから編集から音響まで丸パクリしとるな…。
風、カーテン、ぶら下がったカメラ、振り向き、扇風機と貫徹していた横揺れを切り裂くサラリーマンの涙一滴。『栄光何するものぞ』み…