香港を仕切るボスが病に倒れた。
そこで跡継ぎを息子のジョージに決めるが、彼はゲイ。
そしてジョージは組織に戻るが、部下たちは勘違いから友人のサムをジョージだと思い込んでしまう。
この荒筋だけでも、いかにも香港らしいドタバタが見て取れる。
基本はコメディ路線だが、途中途中にアクションも入ってくる。
ところでこの映画やたらと香港の重鎮たちがカメオという形でサポートしている。
恐らく若手中心のキャストを盛り上げる意味合いで出たのだろう。
冒頭にはユン・ピョウで、終盤にはジャッキー・チェンが顔出しという形。
中身は可もなく不可もなくだが、ダニエル・ウーやカレン・モクなどは今でも活躍しているので、それなりの効果はあったのだろう。