jonajona

よい子と遊ぼうのjonajonaのレビュー・感想・評価

よい子と遊ぼう(1994年製作の映画)
4.5
子供の会話が非常にセンスがいい。
『学校の怪談』シリーズも生き生きした子供(特に悪ガキたち)の会話の妙が冴え渡るそれらしいし、さらには同年代の頃に見るとちょっと憧れるような自由奔放なカッコ良さがある。本作はもはやその部分にだけ焦点を絞ってほぼほぼ子供達がやいのやいの悪事を働きながら街中で喋って、夜道で喋って、というだけ。

本作のメインとなる金属バットの怪人の襲撃についてのリアクションもどこかハスに構えた外し方でシュールリアルな方向に向かっていて恐怖感はほどほどといった感じ。(子供の頃に見たらこれでも相当に怖かっただろうと思うがね)

なんとなーくだけどちょっと前に見た『カラマリ・ユニオン』という映画を思い出した…笑
カラマリユニオンでは粋がってカッコつけてる男たちが謎の何処かを目指してる道中に一人また一人と倒れていく感じだったけど(途中でレンタル返却しちゃったから見切れてない)、本作は粋がってカッコつけてる悪ガキたちが自分たちの街をグルグルしてるうちに謎の金属バットに追い回され一人また一人と…っていう。
ま、関係ないでしょうが笑
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