あき

ブレードランナーのあきのレビュー・感想・評価

ブレードランナー(1982年製作の映画)
3.0
昨今は未来設定だと”20××年”のようにボカすけど、80〜90年代までは未来を描くのに特定の年号を設定している作品が多かっただけに、その年代に追いついてしまった今となっては逆に興味深く観てしまう。
空飛ぶ車は後もう少しだなと思う一方で、まだTVがブラウン管だったり、写真がデータよりも光沢紙ベースが主流だったり、煙草を普通に吸ってたりしてるのは今のほうが制作当時より進化や変化しているけど、
本作の制作年を思えば、技術的な進化よりやはりまさに80年代に象徴される奇抜なファッションに軸足置かれてるなと思うし、
また、海外の間違ったアジアの描かれ方が随所に見られるけど、
今でこそアジアが描かれる場合中国一辺倒だけど、日本がベースに描かれてるのもこの時代をしみじみ感じさせる。バブル入りかけで絶好調だったもんなぁ。
あき

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