磯野マグロ

日本女侠伝 血斗乱れ花の磯野マグロのレビュー・感想・評価

日本女侠伝 血斗乱れ花(1971年製作の映画)
3.5
【ごりょんはん】96

ムショばっかり行ってる健さん。たまに出てくるとひとりで殴り込み、バッサバッサグサグサと悪人を殺める健さん。そんなだから、出てくると楽しくなって、ニヤニヤしちゃって、ついつい手を叩いてスクリーンにかけ声をかけたくなってしまう。これがスター。さすがです。
映画の最初と最後に男に嘘をつかれる藤純子の、凛としたまま哀しむ姿が美しい。というより、騙されることはわかっていて、むしろ騙されたがっているのがとても典型的で素晴らしい。シリーズものとは知らずに見たのだが、藤純子はきっとかなりの回数、嘘つかれちゃってるんだろうねー(でも健さんや津川雅彦には騙されても、大木実には絶対だまされようとしない笑)。
磯野マグロ

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