形態類似ショット、次第に速まるショット間隔によって、物語性がなくても映像世界に参入しやすくなっていたと思う。一応ノンフィクション設定だが、おばあさんが階段をもたもた昇るシーンなど、演出ではないかと思…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
サイレント期のドキュメンタリー。
列車がベルリンに到着するシーンから始まり、夜明けから夜まで様々なロケーションで映し出されるベルリンの風景。
どうやらメトロポリスや魔人ドラキュラで撮影を担当した…
1920年代(WW1で敗戦後、ナチズムがまだ誕生してない頃)のベルリンのとある一日を膨大なカットで表現する実験的サイレント映画。
日常生活、社会生活の思いつく限りのあらゆる要素を、偏ることなく羅列し…
ドイツの実験映画監督ヴァルター・ルットマンによるベルリンの都市ドキュメンタリー。撮影・脚本は同年の「メトロポリス」(1927)や「魔人ドラキュラ」(1931)の名カメラマン、カール・フロイント。
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どこまでドキュメンタリーでどこからフィクションなのだろうか。
『カメラを持った男』へ影響を与えたリファレンスの一つ。
なぜ散歩をするのが好きなのか、この作品を通してわかった気がする。特に都内は時間…
去年大学で受講していたドキュメンタリー映画の授業にて。
道路を舞うゴミ、石畳、道をたくさん映しているシーンが多く見受けられた。きっと道を舗装することがその当時画期的であったからだろう。
街中の喧…
戦前のベルリンの街並みを堪能。パリにも匹敵する文化都市で、当時最も進んだ大都会だったベルリン。バビロンベルリンの世界が広がっていた。
ベルリンの夜はあんなにも明るいんだ。ネオンサインが光り輝き、手…