2020/9/6
ヴァイマル共和政時代のドイツ、ベルリン。ストーリーも特定のキャストもセリフも存在せず、ただ延々とベルリンの街並みが映される。が、これが意外になかなか面白い。早朝に列車がベルリンの駅…
超傑作。
形態と運動。モンタージュ。スピードの調整が良い。
1年ぐらいかけて伯林を撮って、それらで伯林の1日を再構成したとのこと。人間と文化。「人間」を相対化するような、翻って自分の人生を相対化…
1929年の大恐慌を経て第二次世界大戦に邁進する直前のベルリン
第一次世界大戦敗戦で課せられた気の遠くなる賠償金
ハイパーインフレを経た後でもこんなに活気と刺激が漲った
都市であったことは驚き
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まもなく、ベルリン。お出口は、左側です。駅構内の階段。工場生産。マネキン。往き交い。ただのうずまき。スポーツ。とりあえず電車、たまに馬。フラッパー。ヴァイマル共和政下のドイツ国。交通整理をする人。
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この映画は*ベルリン大学留学中に「ベルリンを舞台とした映画」のみを扱うゼミで観せられた。ベルリンをただひたすら映し続けるだけで…zu langweilig.
アイスホッケーのシーンだけ強く印象に残っ…
街は生きている。
街を生きる人々を生かしている。
それは一つの生き物のように様々な姿を現し、刻々と時を刻んでいる。
当時では真新しかったであろう編集技法、カメラワークとクラシカルな部分の融合を見ら…
昔の映画を観る醍醐味の一つとして、空とか建物とか雑踏とか、その当時そこで生活していた人々が確かに居てそれぞれの人生があって、でもその人々は大多数が恐らく亡くなっているし私たちが当時と全く同じ風景を生…
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