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レナードの朝のapapattiのネタバレレビュー・内容・結末

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

あれか、もしかしてぼくロバートデニーロに弱いのかな…めっちゃよかったです。

マイインターンもグッとウィルハンティングも良かったんですよね。

(あっ勘違いしてた…セイヤー医師でショーン先生がロビンウィリアムズだ。ロバートデニーロだと思ってた。マイインターンの時はロバートデニーロもおじいちゃんだったのか。)

なんというか欺瞞抜きで登場人物がみんなちゃんと親切なんですよね。病院の意地悪がどうとか、個人的な攻撃とかなく、一貫して病気に向き合う姿勢が描かれていて、とても気持ちの良い作品でした。
女性がお別れを告げられた後に、スッと立ってダンスを踊るの、なんか嫌みたらしくなくてすごく良かった。
これええシーンやろ的な感じで急に音楽ガチャガチャするとか、顔のアップが延々映るとかしちゃうとかしそうなところ、そういうくどい演出もなく、スッと。あの人めっちゃ可愛かったね。昔のアイドル,って感じではあるけど。

アルジャーノンに花束をとある種同じストーリーラインではあるけど、ちょっと医者との関係性を忘れてしまった。小説版で読んだんだけど…。

カッコーの巣の上でとは逆ですよね。こっちは病院が悪意あるんだもんな。ニコラスケイジもか。

原作では20名それぞれの症例が語られてるそうだ。基本はレナードにフィーチャーされてるけど、ちゃんと一人一人が病気と向き合う瞬間もあって、ポジティブに捉えてる人ネガティブに捉えてる人、30年昏睡してた人たちの反応として、色んな人がいるのもリアル。
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