記念すべき800作目、何を観ようか考えて、
これはついにずっと楽しみに取っておいたレナードの朝を観る時かなと…。
涙が止まらなかった。ロビン・ウィリアムズの悪さが一切ない笑顔と、ロバート・デ・ニーロの感情によって変わる無邪気な笑顔と意志の強い眼差し。この2人の表情を見ているだけでなぜだか涙が溢れてくるのです。
心温まるとはまさにこのこと。
驚いたのは、この作品、同じくロバート・デ・ニーロ主演『グッドフェローズ』と同じ年に製作、公開されたもの。アカデミー賞では作品賞を競い合っていて、
デニーロは本作で主演男優賞にノミネートされていますが、同じ年ジョーペシがグッドフェローズの方で助演男優賞にノミネートされています。(ジョーペシは受賞！)
グッドフェローズのあの悪の権化みたいなデニーロと、本作の善の権化みたいなデニーロ。同じ時期の同じ人だとは思えない役作り。
ちょっとぞっとしました。もうなんか突き抜けちゃってる。
