このレビューはネタバレを含みます
嗜眠性脳炎患者の治療に奮闘する医師と起きた奇跡を描いた作品。
ロバート・デ・ニーロの演技がそれこそ奇跡と言えるレベル。脳死状態から、回復して得た生きる喜び、恋愛の楽しさ、そして再び悪化し激しい痙攣が起き…これ以上の演技を未だ知らない。またロビン・ウィリアムズの全てを包み込むような優しい演技も光っていた。
レナードの症状が悪化しポーラに「会うのは最後にしよう」と告げたあとのダンスシーンは映画史に残る名シーン。
その年のアカデミー作品賞、主演男優賞に選ばれていないのが驚き。
脚本・脚色 0.8
撮影・編集 0.7
主演・助演 1.0
美術・衣装・視覚効果 0.7
音響・楽曲0.8