おっぽ

レナードの朝のおっぽのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.1
レイヤー医師と薬の投与により一時的に症状がほとんどなくなった脳炎患者のレナード達の実話ベースの話
話自体はハッピーエンドとは言えず、悲しいけど、当たり前だと思って生きていることへの感謝や、次の日の朝が始まることを安心して寝ることが出来ることの尊さを感じる映画だった。
ロビン・ウィリアムズもロバート・デ・ニーロも演技めちゃめちゃうまい

〜あらすじ〜
ロビン・ウィリアムズ演じるセイヤー医師は長期療養施設に配属される。その施設では脳炎患者が多くいて植物人間状態だった。それらの患者はボールを投げたら取るという反射反応、音楽を聞くなど特定のことをすると症状が和らいだ。
ある日、実験段階の薬を患者のレナードに投与してみることになる。量を増やした時、症状が軽くなりほとんど普通の人と同じ状態となった。他の患者も同量の薬を投与した。しかし、レナードは薬の副作用により元の症状に戻ってしまう。
そして他の患者も元の症状に戻ってしまう。

レイヤー医師の行動で短い間ではあったが、患者達に生の喜びを与えることが出来たが、結果的にまた奪うことになってしまった。
そんな事を考えているレイヤー医師の所に看護師のエレノアがやってきて、「命は元々与えられて奪われるもの」という言葉を残す。レイヤー医師はその後エレノアをカフェに誘い、またレナード達の症状回復のために尽力することとなる…

エレノアの言葉があったからレイヤー医師は医者として患者に向かい続けることが出来たのかな
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