このレビューはネタバレを含みます
まず何よりも驚くのは、この話が事実に基づいているということ。
奇跡的な一時回復を遂げた患者たちが、失われた数十年を取り戻すべく天真爛漫に人生を楽しむ姿に心が洗われた。
最も印象に残った場面は、発作が起きたレナードが、記録の為にカメラを回せと必死に伝えるシーン。発作が起きながらも、その狭間でなんとか治療に役立てようとするレナードには胸を打たれる。
ポーラの優しさで発作が落ち着くレナードも必見。
歴史の中のこのような人々のお陰で今現在の医療の発展につながっているのだろう。知っておくべき出来事として心に刻んでいきたい。