ゆかり

レナードの朝のゆかりのネタバレレビュー・内容・結末

レナードの朝(1990年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ロビンウィリアムスとロバートデニーロの友情物語。
ロビンの欠点の設定が弱かった気がした。
ロビンに欠けているものが曖昧(雰囲気では【研究人間=人との関わりが欠けてる】なんだろうとは思うものの)なので、ロビンウィリアムスが何を得たのかを確認できなかった。
後半でロバートとロビンが友情を育むのだが、そのシーンではロビンに欠けているものが満たされていることがわかるものにしないといけないと思う。ロバートがいることでロビンの世界は広がり楽しんでいないといけない。そしてロバートがいなくなった時、ロビンには自分の一部が欠けてしまった位のショックが生まれないといけないと思う。
ロビンとロバートが一度育んだ友情を、ロバートが再び違う世界にいってしまった後もロビンが育み続けるところ(=それは以前はなかった友情によってで、それはつまりロバートによってロビンの欠点を埋めることができたことを示すこと)が感動ポイントかと思うのでロビンウィリアムスの欠点の設定は冒頭で明確におこなったらよかったと思った。でも評価がいいからもういいか。
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