アトリ

レナードの朝のアトリのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
3.0
1930年代に流行した嗜眠性脳炎は
感情を奪い、石像のように動けなくする病だった。

愛する者が突然、全くの無反応になるこの症状は“魂の不在“と呼ばれ、研究はされたものの治療薬は見つからなかった。

患者たちは、慢性神経病院で
草木のようにただ食事を与えられるだけの入院生活を過ごしていた。

それから30年...
新しく赴任したセイラー医師は、植物を愛する心優しい人だった。
“患者はなにも感じていない”と、誰もが匙を投げたこの病に真摯に向き合い
なんとか彼らをこちらの世界に戻せないかとあらゆる可能性を試した。

そして、ついに奇跡が起きた。
実話に基づく映画。

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解明できない病気は恐いし
それに立ち向かう人たちは、医者も患者もすごいなと思う

『人生は自由だ!素晴らしさに感謝しないのは間違っている!』

誰しもが自由や健康を損なって、ようやくそのありがたみを実感するし
それを理解していても感謝できる気持ちにならないこともある

なんで人はそういう風にできてるんだろうね?自分もそうだし嫌になるよ

日々の小さな幸せに感謝して生きていかなくちゃ
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