実話に基づいていて、医師が「どうにか正常の人間に戻そう」と奮闘するシーンが涙ぐましい映画。
タイトルの和訳はミスリーディング。Awakeningsのままでいいし、複数形になっている意味も残してよかった。レナードだけじゃなく、ルーシーの話も感動したからね。
感動ポイントは、セイヤー医師とコステロ看護師のやりとり。傷つけたと自分を責めてしまうのは、その人の優しさの現れ。こう捉えることは大いに、自分にとっての救いになった。
※ロバートデニーロも怪演だった、これは言わずもがなですが。
セイヤー医師の演説を「わかりやすく」と指示しているコステロ看護師の姿が素敵だった。1人ではきっと挫折してしまう試みには、協力者が必要だね。
投薬量がどんどん増えていく中、レナードが下した決断はすごい。医者に立ち向かうシーンは迫真。