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レナードの朝のokapiのネタバレレビュー・内容・結末

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

精神病棟が出てくる映画で、なんだか悲しくて、でもほっこりしたのは始めてだったかも。素敵な読後感の作品でした。

精神病になりずっと夢の中にいたような意識から、少しの間だけでも目覚めて現実をみたがよかったのか、悪かったのか。間違いなく、目覚めたことは人生にとってプラスなのだろうけど、苦しくて辛いこともその期間にあって、それはその人生の分濃い瞬間。

と考えると、人生そのものも、しんどいこと自体楽しむべきものなのかなぁ、と思えてくる。
自分ではなんとか毎日やってくのが精一杯でそこには思いが至らないのだけど。

食堂でダンスを踊るシーン、
よかった…涙出そう。
そして会うのは最後にしよう、って男らしく?決めたのに会いに来てくれるポーラ。
きっと愛とか恋とかじゃなくても絆が生まれていた、素敵な間柄にも感動した。
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