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レナードの朝のtakeitのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
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聖トマスの話が出てきたり、ウィジャボードとか、魂の抜け殻とか意志を借りるとか色々霊魂論的な内容が多いのかな
リルケとかフロイトの黒歴史コカインにも言及されてるのもおもしろい
これほどまでに風が気持ちよさそうな、朝の空気を感じられる映画はない気がする
夜の暗闇=不自由、無意識、喪失、朝の光=目覚め、自由、意識、回復という二項対立の優劣を重ねる仕方が見えたけど、別の目覚めって言い方はいいね
アンソニーはアフリカ系の人はノリノリ音楽が好きみたいなステレオタイプがすぎるのは時代的に仕方なし
鏡、写真に映る自分のイメージと自己像の関係
発症時の記憶がない分、時代の変化(ロック、長髪、テレビ)にもスポットライトを当ててる
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