タンカー2000

レナードの朝のタンカー2000のネタバレレビュー・内容・結末

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

52

色んな役のデニーロを観てきたけど、これは演技のレベルが高すぎる…レナードは1人だけど、眠っていたレナード、目覚めたレナード、反抗するレナードの3つの顔を完璧に演じれるの凄すぎるわ…

「外を散歩したい。自分で人生を選択したい。」現実的に厳しいけど、30年眠ってたレナードだからこそ出る言葉だし重みがあるんだよな…奇跡が起きてからの日常は結末的に患者側も関係者側も当たり前ではなくなるし、この虚しさも含めて今を生きることの素晴らしさを教えてくれる。

レナードとポーラのダンスからの、去って行くポーラを窓越しに見つめるレナードに涙…もう名シーンすぎるわ…

セイヤー医師とエレノアの関係性もちゃんと着地してて良かった。

名シーン、名言多くて纏まらない…音楽も素敵。これは何度でも観たい。