キミシマユウキ

レナードの朝のキミシマユウキのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
4.7
人付き合いの苦手だった医師が慢性神経病の患者たちを治療しようと奮闘する実話を元にしたヒューマンドラマ。
久々に映画で涙した。実話を元にした話なので全員が幸せになるハッピーエンドではなかったが感動した。
コメディも上手くこなせるロビンウィリアムズの名演ももちろんだが、なによりもロバートデニーロの熱演が素晴らしい。彼はだいたい強面のマフィアや堅物の刑事の役などが多いイメージだがこの役作りには相当勉強が必要だったであろう。アカデミー主演男優賞がノミネート止まりなのは非常に惜しい。
ラストは患者たちを通してセイヤー医師自身も成長できたとても良いシーンだったと思う。