主人公のアンディは、職業のライターとして働く女性。
自身は、政治や宗教などの記事を書きたいが、この編集部ではそれは叶わない。
そんな時、同僚の失恋話から、部長に、その話をネタにしようと策略が持ち出される。
同僚をフォローするべく彼女がとった行動はなんと、『10日間で男に振られる方法』だった。
太ったから振られたと嘆く同僚を」みじめに思い、彼女はそれを追求しようと奮闘する。
そのカモ?になったのが、ベンという男性だった。
彼もまた、仕事をもらうために、『10日間で女を落とす方法』を追求するのだった。
彼の相手が、アンディ。
二人は、互いを騙しあい接近しているなどとはつゆ知らず。
アンディはベンに振られるために色々な策略を施した。
バスケの試合の良いところでドリンクを買いに行かせなんてまだまだ序の口。
ビーガンと噓をつきまずいご飯屋さんに連れて行ったり、感情的になってベンやベンの友達を困らせた。
ベンはというと、彼女を落とすべく、必死に耐えた。
10日間の我慢だと自分に言い聞かせた。
変なカップルセラピーにも連れていかれたが、耐えしのいだ。
最終日、アンディは彼に惹かれたのが分かった。
見事に記事を書き終え、部長に掛け合った。
『あなたの好きなこと、なんでも書いていいわ』と言われたが、政治や宗教の記事はうちにはあわないと却下された。
ありがとうございます。これで心置きなく辞められます。と言い残し退職。
彼女は新たな職を探すべく、荷物をまとめ、新境地へと踏み出した。
そこへ、ベンが王さまのように登場し、彼女を引き留める。
見事ゴールインしたのだった。
斬新な駆け引きが面白かった。