「JUNO/ジュノ」の雰囲気を思い出しました。所々にあるコメディー的な部分が、作品から堅苦しさを取り除いてくれてますね。なかなか良い構成だと思います。
女性と言うか大人の見境のないプライドだけでなく、その裏に、幸せを求める本能が見え隠れします。この辺に多くの人が共感するだろうし、私もそうでした。追い求めつつも、確実に掴んたと確信できる人ってどれだけいるのでしょう？
そして味方がいる事の有り難さ、それだけで人は元気を取り戻し、新たな第一歩が踏み出せるのだと思います。常識外れだと非難するのは簡単ですが、そこを堪えて敢えて味方になった方が、その人の未来を明るくする事もありますね。とても良い教訓でした。今度心と裏腹に、誰かの味方になろうと思います。
また最初と最後のベッドシーン、どちらも心機一転、新しい行動を思いついたシーンと言えますね。彼女のキャラクターらしくてこの作品にとって重要な部分かもしれません。なかなかです。
