渡辺監督ドラ短編の中でギャグと感動もののバランスが最高。どうしてもドラ短編はギャグの要素が薄くなりがちですが、この作品はギャグ要素がしっかりと面白い笑っちゃう。そして監督らしいレイアウトが神。
ジャイ子の初恋を描く内容。ドラえもんでは「おばあちゃん」や「結婚前夜」といったものと比べると知名度は低いですが、この作品もすっばらしいです。とても映画的でありながらもドラえもんらしいコミカルさがあるんです。特に夜、雪が降る中で自動販売機の前にいるジャイアンのカットなんてもう雰囲気を醸し出してる。
マイクで人に言わせるシーンで緊迫シーンのはずが唐突にギャグシーンになっちゃうところなんてとっても良い。