apapatti

ロスト・イン・トランスレーションのapapattiのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ビフォアサンセット的な旅先のプラトニックな恋愛が主軸。
あとはおじさんが異国で気苦労を感じるという、共感して疲れちゃうというストーリーライン。

外国人から見たら変な国だよっていう日本の視点が面白い。
2005年とかの映画なので、ビジョンもまだネオンのやつだったりとなんか懐かしい。みんなマスクしてないし。
あのカラオケ館の部屋、入ったことあるかもしんない。すごい珍妙な文化ですね。

あとは英語がへたくそとか、やたら抽象的な指示とか、全体的に一緒に疲れる。おじさんの孤独というのはこんな感じで、ノリについていけなくなることでジワジワと訪れる者なのかもしれない。

というよりは、孤独でなくなるためには内輪ノリを維持しなければいけないといけないのかな…。これ、別に日本人が特別変って話ではなくて、日本人が異国に一人で行けば同じことは起きるとは思うんだよな・・
盛り場でよく知らない人紹介されたりとか、カラオケ歌わされたりとか、なんかこうさ、、、ほんで妻からは知らん家具の相談されてさ・・・

この人アメリカ帰ってからどんなはしゃぎかた片したんだろうね。
apapatti

apapatti