10月くらいに視聴。見終わった直後は何これ？って感じでモヤモヤで終わったんだけど月日が経つと反芻してこの映画の良さが分かり始めた
私みたいな地方の田舎出身は特に、この映画に共感するものが多い。東京は魅力的な都市である。国の中枢で、あらゆる物が揃っていて、文化の中心地。だけど私が東京に来た時に抱く違和感ー 同じ国なのに、どこか知らない世界に迷い込んだような感覚。行き交う人々や案内してくれる東京出身の友人と自分を対比して感じるよそ者感。刹那的にその場所にいるのは楽しいけれど、育った環境が違うだけで受けるカルチャーショックは数多くあり、それはこの映画の外国人が体験するLost in translationに共通するものがあった。
個人的に挿入歌で流れるMy bloody ValentineのSometimesが空虚な気持ちにさせてくれる曲調で、この映画とマッチしすぎていて大好きです。
