Coordi

ロスト・イン・トランスレーションのCoordiのレビュー・感想・評価

3.6
『Get in town』

ヘンテコなオブジェだとみな笑うだろう。
しかし、時として美しいと感じることはないだろうか。
数秒でいい。
最初は居心地が悪く、歪な関係性だと思っていたし、決めつけていたし。
しかし、時の不思議さ。摩訶不思議なこととはこのことか。
いつのまにか自分の存在価値を認めてしまい。自己肯定感へとうつっていく。
朝起きたら、欲張らなくていい。
夏目漱石の『I am the cat』の一行を味わい深く読んでみるといい。
そこに滑稽さ、苦味、渋み、芳香、静寂エトチェトラ。がただようだろう。
そう異文化を漂いながら旅をするということはこういうことなのかもしれない。
Coordi

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