原則、映画を鑑賞する際はなるべく事前情報を仕入れず見たほうが楽しめると思っているが、フェリーニ監督の全盛期の作品群については、ある程度下調べして見るのも有りだと納得した作品。
この作品は1930年…
このレビューはネタバレを含みます
巨匠フェリーニ自身の青春時代をノスタルジックに描いた作品。
前にウディ・アレンの「ラジオデイズ」を観た後に、某サイトのレビューで「「フェリーニのアマルコルド」のようだ」と書いてあるのを見てラジオデイ…
フェリーニ作品は、ニーノ・ロータの音楽とエネルギッシュなイタリア語の響きを聴くだけで、まず耳から喜んでしまう。
15歳の1年を描いたフェリーニの自伝的作品。春の訪れを告げる綿毛から始まり、深い霧、…
綿毛が舞い、銃弾が舞い、雪が舞い、また綿毛が舞う…。
あまりに優しい人間讃歌。人間の生(性)を徹底的に肯定してくれる。
ファーストカットの風に揺れるシーツから、ラストカットまで全部最高。
記憶の断片…
このレビューはネタバレを含みます
「アマルコルド」=「私は覚えている。」というタイトル通り、フェリーニ監督の半自伝的作品となっている。
作品全体に漂うノスタルジックな雰囲気がたまらないな。お祭りや街の風景を切り取る視点はもちろん…
人生は静と動のコントラストを繰り返す。
喧騒の昼間を終えれば、静かな夜が来る。
厳しい冬が終われば、穏やかな春が来る。
『アマルコルド』とは、フェリーニの故郷の方言で「私は覚えている」という意味ら…
『フェリーニのローマ』が大島渚の『新宿泥棒日記』だとすると、本作は黒木和雄の『祭りの準備』???みたいな青春悶々群像劇となっている。タイトルは造語で『私は思い出す』。
やはり本作もエピソードの断片…
サブスクに無くてずっと観たかったやつ、やっと見れた!
フェリーニ監督が育ったイタリアの小さな町での思い出を奇抜でおもしろくフェリーニタッチに描くノスタルジックな映画。オムニバスっぽく一年の四季を通…
過去鑑賞。
私は覚えているという名の映画。
1930年代のイタリア・リミニ地方で育った監督のフェデリコ・フェリーニ。少年時代をランダムに思い出して描いている。
オートバイ、ケセランパサラン、
豪…