高橋早苗

プロヴァンスの贈りものの高橋早苗のレビュー・感想・評価

プロヴァンスの贈りもの(2006年製作の映画)
3.5
大切な存在の死をきっかけに
我が人生を振り返る
というのも、映画の中じゃテッパンほどに溢れてるね^_^


☆☆★


フランスからの手紙は
叔父の死の知らせ

遺産整理の日帰り旅が
1週間に延びて

男には
叔父との思い出と 新しい家族と
出会う旅になる


…ボロいシャトーと不味いワイン?
サッサと売っぱらいロンドンへ戻ろうとする男は

訳あって 男を寄せ付けない女と出逢い

叔父を支え
シャトーを守ってきた デュフロ夫妻の
葡萄畑とワインへの愛と出逢う


☆☆★


ちょっとぉ、一旦落ち着いて
立ち止まったらどうなん?
と言いたくなるくらいに忙しいw
トレーダーの彼の時間は

幼き頃を過ごした
プロヴァンスの地で
ゆっくりゆっくり スローダウンしていく


当人は、ゴッホの絵を観るあたりまで
結構忙しいままだけどねw


★★☆


ラスト
弁護士の親友が言う
『今は浮かれてるが 長くは続かないぜ』
・・・田舎はいいトコだけど
敏腕トレーダーのおまえには合わないぜ。と言いたいわけ^_^


男は『見てろよ』と切返し
電話を切る
愛しの彼女が待つテーブルへ…



そうなのよ
落ち着くところに落ち着く時は そう
周りの時間と 自身が感じてる時間との
タイムラグがある

落ち着くまでは
当人は 実感し得ないの。

だから、ワインでも飲んで
のんびり待つの♪



…2時間、スマホを我慢できないおイソガ氏には
オススメいたしません^_^
高橋早苗

高橋早苗