KaNa

百年恋歌のKaNaのネタバレレビュー・内容・結末

百年恋歌(2005年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます


恋愛の夢、自由の夢、青春の夢の順なのは
監督が思う好きな恋愛の順なのかなって

それぞれの時代の恋愛模様が描かれてて
どんどん空虚に感じた

自由のない昔より現代の若者が最後に来るのは
現代の発達したネットや連絡への皮肉なのかなと

全体を通して「文字」が出てきて、
三部がメールも台詞も多いし、人工的な光が多いのに孤独で虚構を感じさせる矛盾したような描写に思えた

それに比べて一部の自然光と文通、音楽
純粋な2人の想い

二部では燃え盛る炎が瓶の中に閉じ込められて、
芸妓と男の自由にはいかない女性の気持ちを表しているように思えた

全て同じ男と女なのに雰囲気も違って、
でも映像の美しさは変わらず

ビリヤードでついては離れて、どの時代もうまくいかない恋愛模様

綺麗で好きだな
KaNa

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