ひゅうどんこ

座頭市鉄火旅のひゅうどんこのレビュー・感想・評価

座頭市鉄火旅(1967年製作の映画)
4.5
 忙しさを言い訳に、お返事も巡回訪問も滞りがちに。。きっといつ💦(゚Д゚#)、、すぐ近いうちにお伺いして回りますので、生ぬるい眼差し😏で見守りください 

 いつもの如くそれなりの長さの全文になるでしょうから、5分程度で、本作中の市さんのセリフにクスクスしたい方は、こちらだけでもどうぞ。↓↓↓

【三国志】もしも孔明が座頭市だったら【吹き替え】 - ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm16596148


 さて、本作。知らない方はいないと思いますが、目の見えない下手ウマ按摩さんが、弱きを助け悪きをばったばったと薙ぎ倒すダークヒーロー人情話。
 座頭市シリーズたくさんある中この作品は、人物同士の関係も簡単ですし、身構えなくてもスッキリ観れる、コメディ要素が多い痛快作となってます。

 毎度シリーズではお約束ですが、何となくつけられた風味のタイトルなんで、あまり本編との関係はありません。ただ、他の国で出されているタイトルを直訳すると「ザトイチの杖剣」となるものが多い通り、座頭市の仕込杖が話の中心でございます。

 1つだけご注意ですが、色んなレビューサイトで「あと一人斬ったら×××🙊」というのをよく見ますが、正確ではありません。
「お前さんの腕ならあと一人くらいは斬れるだろう だが最後の一人を斬った時にコイツは×××🙊」
という台詞がありますので、気になる方は本編でどうぞ。↓↓↓

座頭市 Zatoichi Season Zatoichi S Cane Sword (1967)_14565612_10 Sub English113
(※原版音声 ベトナム語字幕付き)
https://youtu.be/NNxtTU3sK38

 映画版/テレビドラマ版通じて見てると、実は座頭市の所作や殺陣は、その時その時で違います。その点で本作は、喋り方食べ方立ち回り等も一番安定しています。それに、後に影響を与えたであろう名シーンも多々。
また、ひと昔ふた昔前のテレビで活躍してた悪役俳優なんかもゴロゴロ見かけるのも大映製作作品の見所。
勿論、ゲストの水前寺清子も藤田まことも、ゲストの枠を出ないながら見事に華を添えます。

 時代劇苦手だけどサクッと痛快なアクションを観たい、という座頭市初心者さん🔰にもオススメです。