鹿児島で漁を営む老夫婦を高倉健と田中裕子が慎ましく演じる夫婦の愛の物語と、特攻隊員を偲ぶ昭和のモノトーンが、日本の現在と過去を織りなす。
飛び交うカモメを背景に漁船で言葉を交わす二人のシーンとかよ…
もともと「知覧」と聞くだけで胸が締め付けられるような気がするのですが、想像通り特攻隊の回想シーンは出てくるものの、それ以外は健さんと病気と闘う田中裕子さんとの夫婦愛のお話だと思っていました。
最後の…
このレビューはネタバレを含みます
・奈良岡朋子が出ているのを初めてきちんとみたかも?
・1989年、思うより多くの人は戦争と生きていたんだなと。
・すべての共同体は幻想かもしれないけど、過去からきて、今があって、未来につながっていく…
DVDを持っているけれど、BS3の放送でまた観てしまった。
高倉健と田中裕子の夫婦や愛人役(『あなたへ』『夜叉』)は、やっぱりいいなぁ~。以前は倍賞千恵子が良かったけれど、健さんの晩年は断然田中裕…
2019/06/08
邦画を見た。
2021/01/18
2回目鑑賞。こんな風に夫婦で一緒に働きたい。
やっぱり時代ごとに日本を支えてきてくれた人たちへのリスペクトは忘れたらあかん。高齢者排除なん…
夫婦になるはずでなかった夫婦の姿に圧倒される。
「そげなことはいちいち聞くな」
の後の
「1本100円で下で売ってた」
このセリフ聞けただけでも良かった。
心中なんかお察しできない。
真っ当に生き…
特攻、白兵(バンザイ)突撃、(集団)自決…。命への冒涜を名誉だと吹き込んで、無様にでも生き残ることを選ばせなかった時代を、真に後世に残すためには、あくなきフィクションの力が必要だ。美しい死に方なんて…
>>続きを読む自らの悩み事の、なんと小さいことか。
また頑張ってゆきます。
ありがとう。
政治的思想などによって映画の評価が変わってしまう作品だと思います。
しかし、特攻隊を通して「死」について考えた作品だと捉…
高倉健さんと田中裕子さん、ほんとに演技がナチュラルですごいな。演じてない、生きてるって感じ。
特攻隊の気持ちとか戦後の人々の心を細かく描いていて、派手さはないけどしんみりとした力強さがあった。
や…