学生運動家の男女グループのダラけた乱交痴話。
昭和日本映画において、俺が一番嫌いなジャンルがこれ。
(藤田だ神代だの手にかかれば、これが80年代ぐらいまで続くから困る)
まあラストはおなじみ秋山未知…
【なんでおれがころされるんだ、ってお前真っ先にころされるべきだろ】42
四の五の言っても言わなくても、とにかくつまんない。54年前にはなにかの意味があったんだろうけど、いま見る価値は、自分にはどこ…
同一空間の切り返しの中で彼の空間には雨が降っている、という演出に痺れた。発明的な演出であり、観念的な孤独が雨という形で主人公に降り注ぐ秀逸なショットだと思う。
ただ、余りにも秀逸過ぎて足立正生は…
めちゃくちゃ面白い。学生運動・プロレタリアを掲げながら労働もしないで、酒呑んでセックスしかしない、革命だとか勝つとか言いながら集まって行動もせず、セクトのテロニュースを聞いているだけ。
その中で秋山…
秋山道男が出るとやっぱり画面が映える気がする。
若松映画にしばしば見られる、ラストでの大爆発。解放されるフラストレーションはエネルギッシュで生々しく泥にまみれながらもスッキリとした後味。
ラストで明…
革命をオカズにやりまくり。
こういう学生運動系の作品は若者の頭でっかちさと不器用さが愛しくなって、タイムスリップして抱きしめてやりたくなる気持ちになる事が比較的あるんですが、こちらはタイムスリップ…
薔薇色の連帯 ←気に入った!!
勝つのよ…勝つのよ絶対…というつぶやきの陶酔感。
「じゃあ、天誅って知ってますか。」
「そうですか。良い、言葉ですよ。」
良いな〜。
というかずっと鈴木役の…
若松孝二の何が良いかって終盤にまともに見えたやつのタガが急に外れて誰も止めようがない暴力が炸裂するところだと思う。そしてこの映画でダラダラと行われているのは側からみれば所詮ごっこ遊びであり、各々の欲…
>>続きを読む見てないかと思ったけど見てた。
微妙に運動から疎外されている学生たちが薔薇色の連帯をしているんだけど、羨ましいより、単なる現実逃避で可愛そう、が勝つ。
「テオレマ」ぽいかと思ってたら、実は切実な奴…