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クララ・シューマン 愛の協奏曲のaaaakikoのレビュー・感想・評価

3.5
ロベルト・シューマンと、その妻クララ、若き音楽家ヨハネス・ブラームスの三角関係は有名な話ですが、そのクララを主人公に描いた映画でした。

天才であるがゆえに気難しく、苦悩し精神が危うい夫シューマン(阿片チンキ中毒)を支えるクララ。ラフマニノフの映画でも奥さんが必死で支えてたけど、天才の嫁は大変…。
でもクララは自身も音楽的才能があり、その上で本当にシューマンを尊敬しているし、シューマンに才能を認められたブラームスは、クララを愛してるけどシューマンのこともすごく尊敬している、そういうふうに描かれているように見えました。
仮面のお祭り?の日など、シューマンの狂っていくさまは悲しみを含んでいて好きだった…
それより、ブラームスの変人ぶり(逆立ちして歩いたり、階段にぶら下がったり)が唐突でびっくりしたのですが、本当にああいう人だったのでしょうか。
で、シューマンが受けたあの手術なに…?
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