水の中のナイフのTakaのレビュー・感想・評価

鬼才ポランスキー監督の長編デビュー作だそうで。

何でも支配したい中年男と、その妻。
何にでも反抗したい若者。
3人のクルージングの不安と緊張の一日。

その後の3人の人生を想像する時、水に沈んだナイフが象徴するのは、若者と中年が、それぞれが纏っていた反抗心や虚栄心などの鎧の一部ではなかったろうかと推察してみる。