サマータイムブルース

東京ゴッドファーザーズのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)
3.3
メリークリスマス🎄
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とりあえず、偶然大杉

・クルマに押しつぶされて身動き取れない人を助けたら、偶然探してるスナックのオーナーだった
・拾ったタクシーのドライバーが偶然毎回同じ
・ハナが以前働いていたスナックを訪れたら、そこに偶然怪我をして救助されたギンが介抱されていた
・血を吐いて倒れたハナを病院に連れて行くと、ギンを探していた娘が偶然看護師として働いていた
・通りかかった橋から身投げしようとしている女性を助けたら、偶然探しているキヨコの母だった
・キヨコの本当の両親がミユキ達に子供の名付け親になってもらおうと案内してくれた警察官が、偶然ミユキのお父さんだった

でも、大丈夫!!
なぜならこれらはみんなクリスマスの奇跡なのだから⭐︎

今敏作品鑑賞3作品目です
今まで見た中では1番分かりやすかったかも
ギンとハナとミユキの主要3人のキャラクターが皆個性的で魅力を感じました

この中で1番気掛かりだったのはミユキですね、彼女は他の2人が成人した男性だったのに対して(1人はオカマだったけど)、彼女だけうら若き乙女でしょ
同列には語れない
今だったらきっとトー横あたりにたむろして、オーバードーズして、キャッチに引っかかって、ホストに貢いで、借金して、大久保公園横で立ちんぼしてるような娘
彼女が不幸にならなくてよかった

結果、クリスマスの夜にほっこりした気分になれました
ゾロ目の111・・・は縁起がよろしいようで・・・
神様、世界に平和を、そして、年末ジャンボ当たりますように・・・

⭐︎皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください⭐︎