鍋山和弥

序の舞の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

序の舞(1984年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

やはり、女性の権利が、あまり、認められてないと、感じる時代だなぁ~っと思う。認められてないから、婚前性交による、子供を産んだと言うだけで、差別されるのだなぁ~っと感じる。主人公である、『ツヤ』は、女性画家で、小さい頃から、師匠、『ショウケイ』の元で、絵を学んでいたが、ある日、『ツヤ』は、『ショウケイ』に、手込めにされる。それが、原因で、腹に、子を宿し、産むことを、決意するが、その子を、育てることを、母親に、反対され、里子に、出され、絵を描くことを、禁止される。それでも、『ツヤ』は、絵を描くことを、捨てられず、家に、帰らなくなる。『ツヤ』は、ある日、『タイホウ』先生の絵に、感銘を受け、弟子になるため、『タイホウ』の元を、訪問するが、それには、元の師匠、『ショウケイ』の許可が、必要であった。この後、無事に、『タイホウ』先生に、弟子入りを、許可されるが、再び、『ショウケイ』と、意図しないまま、再会し、再び、肉体関係に、及ぶ。それが、原因で、再び、妊娠し、『タイホウ』先生の元を、破門になる。その後、『ツヤ』は、子をおろすことを、決意するが、失敗していまうが、今度は、母から、子を産み、母親の所に、帰ってくることを、許可される。こうして、親戚や、仕事の、得意先から、白い目で、見られ、距離を置かれるが、それにも、めげず、母、娘、孫の、3世代で、家族として、1つ屋根の下で、幸せに暮らし、物語は、終わる。この時代は、女性にとっては、住み辛いことが、分かる。最後には、親子愛が、勝り、感動するが、この時代の男の、自分勝手な行動が、女性を、不幸にしてるとも言える。怨むなら、母親ではなく、『ショウケイ』先生だろうし、母親には、最後には、感謝だろう。最後に、孫を、産むことが、許可されて、良かったし、男尊女卑は、やはり、憎むべき!!
鍋山和弥

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