青二歳

序の舞の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

序の舞(1984年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作宮尾登美子。男社会の日本画画壇に苦しんだ女流画家上村松園の伝記的映画。このころの東映の文芸路線って妙に女々しい…大抵女が男に食い物にされますけどね。そして身体を委ねる女。いつもながらポルノだよね。東映文芸映画は女性客狙ってるはずなのに結局男向けな東映です。
名取裕子の母岡田茉莉子に祖母菅井きんか…ご近所さんに居たら恐い一家じゃ。三田佳子も不気味できれいだった。滝に打たれる岡田茉莉子に絶句。どうやって撮影したんですかこれ…
黛敏郎の主題の一部がコルサコフの“シェヘラザード”に聞こえて仕方ないのだが、字足らずのような気持ち悪さがある…
青二歳

青二歳