このレビューはネタバレを含みます
75点
「おもいでの夏」というタイトルにぴったりすぎる映画だった。
まさにそのものだった。
まだ性の喜びを知らない15歳の男の子が
大人の女性を見て憧れる。
少年時代にこんなことってあったな〜って
誰もがそう思う経験があるからこそ
共感を感じる作品なのかなと思った。
ただ、その彼女の人生急落地点と
彼の青春がぴったりと当てはまってしまった時には
こんな事ってあったな〜のレベルではなくて
かなり繊細に重く思い出してしまうものだと思う。
その感情を抱えた少年は
女性と交わる場面で思わずとも思い返してしまうんだろうなって思った。
それこそ、本当に切ないと感じた。