15

バーレスクの15のネタバレレビュー・内容・結末

バーレスク(2010年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初は地味な服を着ていた主人公が自信をつけて徐々にカラフルな服を着ていくのが心理的成長と合わせて良かった。
冒頭から母と同居し母の学校に勤め母の言うことを聞く、縛られた人生なんだなと思った。そこからの飛び立つストーリーは紆余曲折あり観ていてつらいものもあったけれど最後のダンスシーンが素晴らしかった。後半は自分の体型を卑下しなくなったのが素晴らしい成長だった。体型は同じなのに着る服によってスタイルが良く見える、というのは女性なら経験したことがあると思うけどまさにこれ。
バーレスクの教師?が良い人だった。見た目も中身も美しい人だった。
友人も主人公のことを心から応援して一緒に喜んでかわいかった。

男性陣はカスしかいない。体育教師も彼女がいるのに浮気するのが許せない。何がカジュアルだよ人のせいにするな。
最後改心したけど男子も許せない。あの年特有の反抗心も体の特徴が負い目なのもわかるけれど体に負い目があるからといって誰に対しても横暴でいていいわけではない。それは体の負い目に関係ないから。悪い子が少し良いことをしただけで良い子だと判断するのは嫌い。最初から良い子が報われないしマイナスが0に寄っただけだから。男子の父親も自分の息子の教育もろくにできない地位肩書きだけが高い中身は自分勝手なカス親。
友人の彼氏もカス。痩せてる友人に豚と言ったり主人公にも最初から暴言を吐いていた。友人はこんな男とは別れたほうがいい。
15

15