ピーター・フォンダの理想郷的な映画。くどい演出がいくつもあったが、美しくもあった。風景画のような美意識。
妻の台詞が染みるシーンがあって、男と女の関係性があの瞬間、はっきりと描かれるのが良かった。…
冷静に考えると色々と凄い事が行われている映画。
ウェスタン物ということで、異時代性を特色としているという訳ではなく、明らかに舞台を過去に借りた現代劇という仕立てだからこそ。
ブルース・ラングホーンの…
宿命の宿無し。
「イージーライダー」の褒美で作られたような作品だが、長いこと黙殺されてきた。
それもそのはずかなり地味な作品。ささやくように語られる。
ウォーレン・オーツなど個性派が脇を固めていて、…
優しくも激しい男の美学!
まず原題「The Hired Hand」のタイトルセンスが素晴らしい。
そしてブルース・ラングホーンの奏でる穏やかなストリングスが美しい。
主演のピーターフォンダ自らが初監…