たろ

127時間のたろのレビュー・感想・評価

127時間(2010年製作の映画)
5.0
この映画は凄過ぎる!

まず冒頭からかっちょ良すぎ!
さすがダニーボイル
タイトルコールの出かたもすごくイカス!
楽しそうな休暇から一転・・・感がすごく出てます

ぶっちゃけこのタイトルの時点でオチはわかってるんだけど、それでもやっぱりラストに感動してしまうくらいアーロンの絶望っぷりの描写がすごい
映画の場面のほとんどが渓谷で、登場人物もほぼ主人公だけなんだけど舞台が大自然なのと妄想や幻覚の使い方がすごくうまいのであんまり密室感がなくて飽きない
後半に行くにしたがって幻覚全開になっていく感じはかなり好き

普通にあのラストだけだったら単なる良かったね話なんだけど、この映画では主人公がそこまで追い詰められてあの選択をしたのだということがしっかりと説明されてるからあざとさは感じなかった

ある意味ネタバレされても100%楽しめる映画だと思ったw
たろ

たろ