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突然炎のごとくのヒメのレビュー・感想・評価

突然炎のごとく(1961年製作の映画)
4.0
監督・脚本 フランソワ・トリュフォー
      ジャン・グリュオー

他の映画でもちょいちょい見つける
先日観たアメリにも映像が出てきて
これは是非はやく観なくてはと思ひ。

えええ~っ、どうしてぇ~っ!?

ラストのジュールの後ろすがた切ない!

序盤で
「ジムとジュールじゃなくてジュールとジム
だよ」って台詞があるのだけれど

ほんとその通り このお話は
"ジュールとジム"

お話は
2人の青年とジャンヌ・モロー扮する
自由奔放な女性カトリーヌの三角関係

手描きの髭とキャップ オーバーニット
パンツ+メンズシューズで男装して
よ〜いどん!

ジャンヌ・モロー この究極のTPO

セーヌ川にどぼーん!もさすがの存在感

あの小屋での共同生活を見れば
カトリーヌは本当に自分勝手でわがままだ
ってわかるけれど
カトリーヌはジムとジュールの違いを
わかってたのか
「カトリーヌと結婚して」って
ジュールがジムにお願いするシーン切ない


当時はさまざまなクリエイター達の
ミューズだったというジャンヌ・モロー

キャッチプレーズは
"ヌーヴェルヴァーグの恋人"
(おお✨)

男性を惑わす役柄が多く当時の女性たちの
憧れの女性像を作り上げた女優というのも
頷けるとおもった

魔性の女に翻弄されるクリスティーヌは
イメージからいえばまさにハマり役

どんな脇役も全力で演じたという
ジャンヌ

"人生はおもしろい地形の連続
人は自分でその地形を描くのよ"
      by ジャンヌ・モロー


メモ📍

トリュフォーが描く「純愛の三角関係」
ゴダールの『勝手にしやがれ』と並ぶ
ヌーヴェルヴァーグの記念碑的作品

(音楽)ジョルジュ・ドルリュー
(撮影!ラウール・クタール
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