このレビューはネタバレを含みます
トリュフォー9本目。
1962年の作品だが時代設定は第一次世界大戦前後で50年ほど遡っているので、トリュフォーなりに古い映画のオマージュをしているように感じた。
ジャンヌモローは綺麗だったが役のせいか可愛さや性的な魅力を感じられず、ジムとジュールの気持ちを理解するのに少し苦労したし、物語自体は嫌な話だった。
映像の魅力が凄まじかった。本作の魅力の大半は映像だと思う。トリュフォーがすごいのかラウールクタールがすごいのか気になる。
オスカーウェルナーがデニスホッパーとマイケルケインを混ぜたような雰囲気だった。