みてべいびー

突然炎のごとくのみてべいびーのネタバレレビュー・内容・結末

突然炎のごとく(1961年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

カトリーヌの気持ちを理解したいけど、私には一生涯かけてもできない気がする。彼女が男たちを振り回しているようで、本当に翻弄されてるのは彼女だったりする。三角関係をルビッチの「生活の設計」の三人みたいに成立させるのは至難の技だろうなぁ。
カトリーヌに髭描いて三人がかけっこする場面と、ジュールの女性蔑視論にカチンと来て彼女が突然無言でセーヌ川に飛び込むシーンがすごく好きだった。
結末はまさかとは思いながらも、少し予想できて切なかった。死んでも取り残されても、二人はきっとお互いに嫉妬するんだろう。
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