小骨トモさんという漫画家の方が好きな映画だというのを読んで、なんの気なしに観てみたのですがけっこうすさまじい作品でした。
高知の田舎で信用金庫につとめる若い男を主人公にした青春モノ。舞台がけっこう…
親子揃っていい年して女道楽。息子が生きがいの母。元気になる薬で頭がやられた娘。宿直室に押しかけて来てぼや騒ぎ。切った西瓜に籠の鳥と自転車。色んな家に泊まり子供にこづかいあげるハナ肇。汚らわしい最低な…
>>続きを読むあっちもこっちもヤッてばっかり、醜悪で汚らしい性に満ちている、田舎のどん詰まり映画。出てくる人どの立場を見てもおもしろい。自分だけは潔癖みたいな顔してた竹下景子が、タテオに仕事を休ませたり職場に来た…
>>続きを読む様々な人物が追う、追われる、で足を引っ張り合うどん詰まり田舎の悲喜劇。最悪だけどそんなにドロッとしてないし、今村昌平みたいなわざとらしさがないから面白い。首吊りジジイの足にしがみつく孫の、同じ画面で…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
閉鎖的な田舎のしがらみを抜け、東京へ旅立つ若者への応援歌。
田舎特有の風通しの悪く澱んだ人間関係だから、どれだけ目に余る人間だろうと、親戚だから面倒を見なければならないであったり、独特な人間同士の…
全体的に陰鬱で暗い映画。
なのにどこかおかしくて中毒性のあるATGらしい傑作。
結構ATG作品って主人公の若者が田舎でエネルギー持て余してる感じの映画多いよね。これもその一つだ。
登場人物達のキャ…
めっちゃ面白い! 閉鎖的でジメッとした昭和の漁村の悲喜こもごも。シナリオライターを志す主人公が新藤兼人の「誰でも一本は傑作を書ける。自分の周囲の世界を書くことだ」という言葉に感化され、村での出来事を…
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