しろくま君

理想の結婚のしろくま君のネタバレレビュー・内容・結末

理想の結婚(1999年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

センスと優雅に溢れていた。社交界でのマナー、本音とも嘘ともわからない言葉。そしてハラハラドキドキ笑いありのストーリー。映画とはこうあるべきであるというお手本のようだ。ケイト・ブランシェット目当てで見たが、見て正解だった。全てのセリフが域で最高だった。

登場人物全員が、それぞれ最初と最後では別人のよう。皆、成長していた。本当のことを言って、変わろうとした人間はすごく美しい。誰かの為を思ってつく嘘もまた美しい。前半は、綺麗な衣装や言葉で着飾っていたが、後半は気品と誠意を身にまとっているようで、どちらも高貴で美しかった。

ケイト・ブランシェットちょっと最初はこの役合わないと思って見てたけど、見ていくうちにハマった。声が高いケイト・ブランシェットもまたよし。

ジュリアン・ムーアめっちゃいい味出してた。