ジョン

バッド・エデュケーションのジョンのレビュー・感想・評価

バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)
4.1
年末なので怒涛の勢いで映画を観ています

映画監督エンリケのもとに突然現れた、かつての友人イグナシオ。彼がエンリケに手渡した脚本には彼らの少年時代の記憶が綴られていた。

アルモドバルらしい、濃密なサスペンス。なんというか、こんな脚本どうやったら思いつくんやろう?という戸惑いに近い感覚。少年同士の恋と神父による性的虐待が描かれているけど、そのテーマを設定してこの展開に持っていくのが普通じゃない。凄い。

主演ふたりの情熱的な演技が印象的で、プールを裸で泳ぐシーンや二人が身体を交わらせるシーンなどがとてもエロティックだった。
ジョン

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