狸貉子

地獄の警備員の狸貉子のレビュー・感想・評価

地獄の警備員(1992年製作の映画)
3.0
クソクソカッコいい松重豊を鑑賞するための作品。「ジェイソンが松重豊で警備員の制服着てコート着ちゃったらどーなるの〜〜!?」って感じでやってることはマジキモいんだけど松重豊だからなのか撮り方?演じ方?のおかげなのか、クソーッカッコいいぜーッ!!!ってなる。

最後の社内massacreシーンだけ見れば十分なようでいて、途中途中のシーンが地味に効いてくる…でも序盤はどうしても怠いし主人公へのセクハラが酷すぎて画面かち割りたくなる

主人公(女)を取り巻く男性が基本的にキモい……というかみんな性的な視線を主人公に送りまくっててキショキショのキショだった……
吉岡さんだけ全然キショくないなーって思ってたらマジで最後までまともでカッコよかった。吉岡さんのところペンライト振って応援上映したい。

女上司は割と良い人だったのに、騒ぎすぎ女罪(ホラー映画における大罪のうち一つ)のせいであんな派手な殺され方されるのはさすがに酷すぎて笑っちゃった

最後にロリロリした美人でてきたと思ったら上司の嫁で「いやロリコンかよ!!!」ってなったし最後どう考えても深夜なのに徒歩で去る主人公…どこいくねーーーーん!!!
あの流れは結局「この二人はビジネスパートナーだからな!!危機を乗り越えて恋愛に走るなんてハリウッド映画によくある展開にはせんぞ!!」って意思の表れなんだろうか。強い。
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