【素敵な人に壊されたい】
悪女に沼って自ら破滅する男性。
何億回と擦り倒されたファム・ファタールというジャンル。
これは永遠に変わらない男女の理想的な行く末。
大好物ですわ。涎出る。
ジョセフ・ロ…
金に無心なファムファタールに金を積み、ぞんざいに扱われ続ける男と、ファムファタール女に目移りする男を愛し続けようとする女
誰も彼もが愚かで草
女を手に入れたいと必死になるとその女に群がる男達は…
この映画「エヴァの匂い」撮影時、ジャンヌ・モローは34歳。
まさに女盛りという感じです。
当時の彼女の恋人は、ピエール・カルダン。
恋人がデザインした服を着て出演しているんですね。
白黒映画なので…
宝物映画でした。
エヴァの匂いは秘密の匂い、聖母の匂い、処女の匂い、娼婦の匂い、悪女の匂い。
ワンカットの多さに、ジャンヌ・モローの蠱惑的な仕草への絶対的な信頼がみえる。
思わず巻き戻してしまうよ…
◎ エヴァの名伏し難い雰囲気は気品があります。一方で全てを跳ね除け骨抜きにしてしまうような雰囲気に離れ難い魅力があるのでしょう。タバコを吸う様がカッコ良すぎる。エデンの東の彼方で炎の剣を持った天使た…
>>続きを読むアメリカで吹き荒れた赤狩りの嵐を逃れ、イギリスやフランスに活動の場を求めたジョゼフ・ロージーは極めてヨーロッパ風の映画を撮るフィルムメーカーだ。ヴェネツィアが舞台の「エヴァの匂い」はそんな彼のセンス…
>>続きを読むたとえば日本映画なら大島渚『悦楽』が65年。肉体の時代は70年代と教科書には書いてあるが60年代にもその感覚はある。説話とポルノの比重が両者の差だろう。いちばんグッときたショットは、水槽のアップ→ス…
>>続きを読むウェールズの炭鉱労働者から売れっ子作家に昇りつめ、フランスの上流社会の仲間入りをした男が、男を、欲情を満たす道具のしか思っていない美女と恋に落ちる。妻も金も名声も、何もかもを捨てて彼女との関係にのめ…
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