ショーンオブザデッドに続くサイモンペッグ主演のアクションコメディ(+サスペンス？)。日本では署名により公開に至ったことで有名な作品である。
この作品には過去の映画の「引用」が至るところに散りばめられており、きっと映画マニアほど垂涎する。
自分はあまり元ネタが分からなくて、この映画を本当に楽しめたとは言えない。しかし、脚本がしっかりしていて、画面も(ブラック)ジョークに満ちているため、過去に一つも映画を観たことがない人でさえ、なにやら面白いと感じると思う。
ところで、この映画には4代目ジェームズボンドのティモシーダルトンが出演している。自分は歴代ボンドの中でもかなり4代目が好きなので、彼の登場シーンではひたすらニヤニヤしていた。
自分が見つけた引用の例としては、ダルトンが主人公をナンバーで「セブンセブンセブン」と呼ぶところ(「ダブルオーセブン」を意識してか？)や、作中のシェイクスピア劇の演技をボロクソに評価するところ(ダルトンは元シェイクスピア俳優)などである。あとは、「007リビングデイライツ」のように車が飛んだり…とか？……007関連しか見つけられてない………笑
もっとたくさんの映画を知り、この作品を再び観ることで、多分評価は上がるだろう。数年後に観るのが楽しみな作品だ。
