トゲトゲでホットなマリーナと、冷たく燃える優しい炎を心に宿したホリー。
繋がりすぎたふたりの心は、行き場を失いただその存在をぶつけ合うだけ。
14歳のまま置き去り。愛の風の通し方を知らないふたり。
それに気づいたとき、
世界一上手くゆかない、宇宙一ピュアな恋も動き出す。
どんなに真っ暗闇だって、君がわかる。
あの頃からずっと、僕の心はここに閉じ込められたままだったから。
『普遍的な愛は偏頭痛。真の愛はやつれ。嫉妬。眠れぬ夜。』
それが、安らぎに代わったハッピイエンドに、ほっと一息。◎
マリーナとホリー。痛々しいけれど、愛おしいふたり。